トゥクトゥクの販売、購入ルートについて徹底解説!
自動三輪バイクのトゥクトゥク。購入を検討した際の相談先や購入ルートについて解説しています。専門ディーラー、オークションを中心とした購入ルートから購入から納車までの一般的な流れについても解説します。
トゥクトゥクはどこが販売している?
主にタイ、パキスタン、カンボジアなどで有名なトゥクトゥクですが日本国内で流通している車両に明確なメーカーというものは存在していません。もともとはダイハツが開発したミゼットという三輪自動車が海外にわたり現地仕様に変化して浸透していきました。
その車両を逆輸入する形で日本国内で流通しています。
いくつかの販売ルートがあり、日本国内でも手に入れることが可能です。各種購入ルートとともに特徴を説明します。
国内で出回っているトゥクトゥクは輸入元により仕様が異なります。タイが有名ですが、パキスタン、カンボジア、インドなどからも輸入されている車両も多く、「タイ産がいい」「仕様やデザインにこだわりがある」といった場合は注意が必要です。
トゥクトゥクの購入ルート
トゥクトゥクの購入ルートは主に下記の3つのルートになります。コスト、手間暇、リスクなどから総合的に検討することをおすすめします。
中古車の購入ルート
日本国内にも関東、関西を中心に5社ほどの専門ディーラーが存在しています。独自の輸入ルートを持っており、車体の輸入から国内仕様に部品等をカスタムして販売してくれます。要望に応じてオートマ仕様にしてくれたり、カーナビ、ステレオや移動販売車用に整えたりしてくれます。もちろん購入後の修理、メンテナンスなどにも対応しています。
ヤフオク、メルカリなど
ヤフーオークションやメルカリなどのインターネットでもトゥクトゥクをよく見かけるようになりました。出品されている多くは中古品となり、新車よりも安く提示されているケースが多いです。オーナーが法人、個人であるか、またどれほどトゥクトゥクのスペックなどに明るいかなどにより車体の状態を確認できるかが変わってきます。十分な状態確認を行うよう注意が必要です。
個人輸入
トゥクトゥクを個人で輸入する方法もあります。この場合は業者選定、取引交渉、輸入手続きから日本国内に到着した後も陸運局等への届け出など、ひととおりの手続きを個人で行うことになります。手間暇かけてもコストを下げたい、諸手続き等に明るい方であれば取り組んでみると良いでしょう。
注文から納車までの期間と流れ
ここでは一般的なディーラーでトゥクトゥクを購入するケースをご紹介します。
新車注文から納車までの期間&流れ
1.店頭での商談、又は電話にて購入について相談をします。
2.スタッフと詳細について商談を行います。
(購入にあたり疑問はすべてスタッフに質問しておきましょう)
3.購入意思が固まれば契約を結びます。
4.前金を支払います。
(前金については購入先との相談で決めることになります)
5.輸入元の工場で製作開始、完成品を輸入します。
6.車両確認とともに後金の支払いを行います。
7.車検・整備・車両登録の手続きを行います。
8.納車
注文から納車までの期間はおよそ3か月前後になります。また、既に輸入元に在庫がある場合などは約2週間前後で納車となる場合もあります。